docomo X AMITA 未来の種プロジェクト ~南三陸町 森・里・海 ものがたり~

No.24 マヒワ

No.24 マヒワ

枯れた草地などでレモンイエローの小さな小鳥が舞い上がったら、このマヒワです。本州の北部や北海道では繁殖するものもいますが、冬に見かけるマヒワはほとんどがシベリアから渡ってきた冬鳥です。

鳴き声がきれいで、人にもよく慣れるので、ヨーロッパや日本でも古くからペットとして飼育されていました(現在、日本で飼育用にマヒワを捕獲することは禁止されています)。ノーベル賞を受賞した動物行動学者のコンラート・ローレンツ博士は、著書「ソロモンの指環」の中でこのマヒワを飼い鳥として絶賛しており、単に餌ほしさでなつくのではなく、飼い犬のように飼い主個人と心の交流ができる小鳥として褒めちぎっています。

でも、野生のマヒワはとても警戒心が強く、人が近づくとすぐに群れごと飛び去ってしまうので、あまりゆっくり観察することはできません。マヒワの群れが飛び立つたびに、「もっとゆっくりしていけばいいのに」と思ってしまいます。