docomo X AMITA 未来の種プロジェクト ~南三陸町 森・里・海 ものがたり~

No.23  ハジロカイツブリ

No.23 ハジロカイツブリ

戸倉の漁協の施設の前の海で、小さな水鳥が群れて浮かんでいるのを見かけました。よく見ると、特徴的な赤い目に少し上向きの嘴をもつハジロカイツブリです。本州の池や沼などで見かけるカイツブリよりも少し大きく、夏になると目の後ろから派手な飾り羽を伸ばします。

日本で見られるハジロカイツブリは、冬を越すために北国から渡ってきたものがほとんどですので、夏羽のハジロカイツブリを見ることは滅多にありません。

カイツブリと同じように潜水が得意で、驚くと群れがいっせいにポコポコポコン、という感じに潜って姿をくらませてしまいます。水かきの付いた足が胴体のうんと後ろについているので、潜水艦のスクリューのように水中での自在な行動を可能にしているのです。ただし、そんな位置に足が付いているので陸上を歩くのはほとんど不可能。もし陸にあがったらアザラシのように這うしかなく、水の上に作った巣の上に這い上がるのが精一杯です。