docomo X AMITA 未来の種プロジェクト ~南三陸町 森・里・海 ものがたり~

No.20 オオバン

No.20 オオバン

冬になると、志津川の街の中心を流れる八幡川に様々な冬の渡り鳥たちがやってきます。とくに数が多いのが、このオオバン。カモの仲間のように泳いでいますが、ヤンバルクイナなどのクイナの仲間で、ツルに近い鳥なのです。ごく近い別種に「バン」という水鳥がいて、それより体が大きいので「オオバン」という名がつきました。

額の色の白い部分は羽毛がなくて嘴と同様の固い骨質になっています。英語圏では額が禿げ上がることを「オオバンのような」と表現するそうですよ。

じつはとても美味しい鳥なので、少し前までは「普通のバン」と共にハンターが獲ることが許された狩猟鳥でした。数が減ったことで狩猟が禁止されたのですが、近年非常に数が増えて、むしろバンのほうが数少なくなっています。でも、バンは未だに狩猟鳥のままで、オオバンは非狩猟鳥なのです。「そろそろ交代してくれいないかな…」というバンのぼやき声が聞こえてきそうですね。