docomo X AMITA 未来の種プロジェクト ~南三陸町 森・里・海 ものがたり~

No.17 ノハラアザミ

No.17 ノハラアザミ

田んぼの畦などに見られる秋のアザミです。春に花が咲くのはノアザミで、秋に咲くのがノハラアザミ。ちょっとややこしいですね。

アザミの仲間はヨーロッパからアジア、そしてアメリカと北半球に広く分布しています。その数は250種以上とも。日本にも非常に多くの種類があって100種以上の種があると言われています。というのも、アザミは地域や環境によってどんどん姿を変えていくため、同じアザミでも非常に多様性が生まれやすいのです。

そんなアザミの受粉にはちょっと秘密があります。虫などが雄しべに触れると花粉がもこもこと出てくるのですが、その花粉を受ける雌しべは、雄しべの花粉がなくなる頃からなのです。つまり、同じ花の中での自家受粉(動物なら近親交配)を避けることで遺伝子の多様性を保ち、環境条件の変化への適応力を高めていると思われます。外からの交流でたくましさを保つアザミを思うと、被災地の復興も交流が大切だな、と思います。そんなノハラアザミの花言葉は「心の成長」です。