docomo X AMITA 未来の種プロジェクト ~南三陸町 森・里・海 ものがたり~

No.07 ガムシ

No.07 ガムシ

タガメやゲンゴロウと並んで国内最大級の水生昆虫です。絶滅危惧種となったタガメやゲンゴロウに比べればまだ姿を見る機会は多いのですが、それでも最近はずいぶん少なくなってきてしまいました。ガムシを漢字で書くと「牙虫」。お腹(正確には胸部)の真ん中から下に向けて大きな突起が一本伸びているので、それを牙にたとえて牙虫と命名されたそうです。

姿が良く似たゲンゴロウと違うのは泳ぎ方です。ゲンゴロウの仲間は後ろ足の左右両足を同時に動かす「平泳ぎ」ですが、ガムシの仲間は左右の足を交互に動かす「バタ足泳ぎ」。水中での進化の歴史がゲンゴロウほど進んでいないようで、泳ぎっぷりはゲンゴロウに比べると不器用な感じがします。

成虫のガムシは水草や動物性の死骸などを食べる雑食性ですが、幼虫は完全な肉食性で、鋭い牙でオタマジャクシなどの体液を吸って食べてしまいます。